モンスターペイシェントの実態

医学医療の進歩でさまざまな病気の治療が飛躍的におこなわれていますが、病院ですべての病気を完全治癒することはできません。しかし、昨今の医療現場では、主治医の治療判断を絶対的なものとした医療のありかたばかりではないようです。その患者にあった治療と看護の方法を、医師・看護師・薬剤師などの医療チームで相談しながら進めていく方法が多く取られています。いわゆる、患者と患者の家族などの関係者の要望も含めての医療サービスともいえる治療、看護を提供する仕組みが主流です。実際、医療現場では精神面の看護も含めた質の高い治療や看護がおこなわれるようになりました。、医療の質が間違いなく向上しているのも事実です。しかし、そんな中で患者側が病院や医療スタッフに対して理不尽な発言や行動をし、治療や看護を妨害する事例が多く発生しています。このような患者を、モンスターペイシェントというのです。これは、医療現場に限らず世の中のセーフティーネットが崩され、社会に不安を抱く世の中の流れからきているものではないでしょうか。医療機関では診察拒否権がなく、あらゆる患者を受け入れることが基本となっています。医療知識に乏しい患者が、さらに病気に対しての不安感を高めているのも要因です。モンスター化してゆく患者を食い止める対策として、病院ではコードホワイトというものがあります。緊急の院内放送で医療安全管理者が駆けつけるという対応や、さらに複数の看護担当者で患者とのコミュニケーションを図る対策など、さまざまな方法がとられているようです。モンスターペイシェント問題の解決に向けて、強力に取り組んでいます。